B型一家のズボラ日記

個性が強すぎる家族3人の日常を綴ったブログです♪

早期療育の必要性

 

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こんにちは♪

受験生なのにまったくやる気スイッチが入らない息子に、朝からイライラしっぱなしのイルカです。

 

早期療育の意味

発達障害の息子が早期療育を始めることになった時、主治医に言われた言葉があります。

 

「お母さん、彼は10歳が勝負なんです。5年生くらいになると、周りの友達と自分が違うことにきっと気付きます。その時学校に行きたくなくなってしまわないように、今から療育を受けてもらうんです。」

 

正直なところ、当時はその意味がよくわかっていませんでした。

落ち着きなく走り回って、好きなことだけやって過ごしている5歳児の5年後…。

学校に行きたくなくなるって???

まったく想像はつかないけれど、とりあえず先生に言われた通りに病院や施設に通いました。

 

 

そんな息子が10歳になった頃。

「気持ち悪い…」と言って、トイレで嘔吐する日が増えました。

熱はないし、腹痛もない。

朝起きて登校前に言い出すことが多かったので、これは何かのサインだな、と思いました。

 

休ませるべきか…

行かせるべきか…

 

とても悩みました。

担任の先生に連絡し、

「さきほど嘔吐したんですが、とりあえず登校させました。もし不調が続くようでしたら連絡ください。」

と、伝えて様子をみてもらいました。

非常識な親だな〜と思われたかもしれませんが、

学校は毎日行くべきところ。

熱が出たり、伝染病以外の時はなるべく休まない!

というルールを徹底させたかったのです。

登校した後、何事もなかったかのようにケロッと過ごして帰ってきた日もありましたし、

保健室でしばらく休んでも回復せずに、私がお迎えに行った日もありました。

好きな授業の時は元気いっぱいで、苦手な教科の時には具合が悪くなるような時期もあって、原因はよくわかりませんでしたが、中学生になったらピタリと嘔吐はなくなりました。

 

今思い返せば、彼は学校生活で何らかの苦痛を感じていたんだと思います。

それを言葉で伝えることもできず「嘔吐」というカタチで私に伝えたのでしょう。

 

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息子の周りには学校に行けなくなってしまったお友達がたくさんいます。

とても頑張り屋さんで、頑張って頑張って頑張り過ぎてパワーがなくなってしまった子。

女の子同士のいざこざに耐えられずに心が疲れてしまった子。

そして…

小さい頃からこだわりが強く、学校のお友達や先生とトラブルが起こって居場所がなくなり、それから「発達障害」と診断されて心療内科に通っている子。

 

そのことを聞いた時に、初めて主治医が話してくれた言葉の意味がわかりました。

 

小さい頃から親に理解され、周囲に理解され、自分で自分のことを徐々に理解していくことが大切だったんだな、と。

 

 

数年間、毎日トラブルなく学校に通うということはとても難しいことです。

それは発達障害の子も定型発達の子も同じ。

適当にノリに合わせて、適当に受け流して、空気を読んで、出しゃばらず、引っ込みすぎず。

これはものすごいスキルが必要だと思います。

ちなみに私はそれができなかったので、

非常に辛い学校生活を送りました(泣)

 

 

勉強や生活態度のことをとやかく言うよりも、毎日楽しく学校に通えている現状を褒めてあげるべきなのかもしれません。が、そう思いながらもすぐに大声を張り上げて怒鳴ってしまうダメ母です(笑)

 

 

読んで下さってありがとうございました♪

 

↓療育時代からお世話になっているレゴブロック凸10年経っても楽しく遊んでます★

 

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