B型一家のズボラ日記

個性が強すぎる家族3人の日常を綴ったブログです♪

恩返し〜ブログを始めたきっかけ〜

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息子が発達障害と宣告されてから

まもなく10年が経とうとしています。

事あるごとに相談し、

途絶えることなく通い続けた小児科。

その主治医に

 

「お母さん、○○くん(息子の名前)はもう大丈夫だと思う!高校合格発表後の受診を最後に卒業にします。」

 

と、笑顔で言われました。

もちろん発達障害が治った、ということではありません。

彼自身は変わらないけれど、

息子と私の考え方と受け止め方は、この10年でずいぶん変わりました。

 

こうでなきゃダメ!

という思考が強い私は、

許容範囲の幅が広がって、

これも可。それでも◯。

とりあえず元気に楽しく学校に通えていればよし!!

と思えるようになりました。

 

いろいろな療育を受けてきた息子は、

苦手なシチュエーションで我慢することや、

こだわりの強い自分を理解すること、

周囲の気持ちを察することが

多少できるようになりました。

 

これもみんな、

関わってくださった方々のおかげです。

 

あなたのお子さんは発達障害です。病気ではないので、治ることはありません。

 

衝撃的で残酷な宣告かもしれません。

でも、私はこの言葉を聞いて

あぁやっぱり!

どうりで思うようにいかなかったわけだ!

と、すぐに納得。

受け入れることができました。

これから先の心配よりも、

その時までに積み重なっていた疑問や不安の方がはるかに上回っていたんだと思います。

 

そしてその日から、

 「この子がなんとか社会人になれるように、してやれることは全てやろう!」

と心に決め、

小児科を受診し、

市の相談員さんの面談の予約を入れ、

療育やカウンセリングに通い、

主治医から勧められた本をひたすら読み漁り、

通信大学に通って心理の授業を受け、

試行錯誤しながら過ごしてきました。

 

そして、

息子の生活が少し落ち着いてきた今日この頃。

私は「自分がこの世に生まれてきた意味」について考えるようになりました。

息子と娘を一人できちんと育てあげる、ということは最低限果たさなくてはいけません。

その上で…

せめて誰かの役に立って、自分の人生を全うしたい。

たくさんの人々にお世話になった恩返しをしたいのです。

 

その一歩目がこのブログです。

 

子育てにつまずく。

子供の発達に疑問を感じる。

そんな時、

相談に乗ってくれる人や理解してくれる人は

必ず近くにいるはずです。

放っておいても子供は育ちます。

でも、

発達障害だとしても、定型発達だとしても

親が子供にとって一番の理解者でいてあげられたら…

子供はきっと心強いと思うのです。

そのアドバイスをもらうことは

決して無駄にはなりません。

 

このブログをたまたま目にして、

ママ友や先生、専門機関に相談してみようかな…と思う方がいたならば本望です。

 

読んで下さってありがとうございます。

改めまして

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

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