自尊心をなくさないために
ASDやADHDの子供達は
そのこだわりや行動のせいで
何かと怒られることが多いです。
褒めてあげたいところもあるんだけれど、
それよりも注意しなきゃいけないところや
指示しなくてはならない場面が多すぎて
ついつい褒めるのは後回しに…。
私達と同じで、
子供達も怒られればストレスが溜まります。
そうすると、
余計に多動になったり、こだわりが強くなったりするので悪循環に陥ります。
そこで今回は、
おこりんぼうの私が、どんな風に息子に接してきたか振り返って反省してみたいと思います。
失敗⇒改善
ケース1
✖️病院など、静かに待つべき場所で落ち着きなく動き回る息子をひたすら叱責。
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⭕️他の方に迷惑をかけないようにゲームや本を利用する。
(ただし、すぐに切り替えられるように前もって終了時の約束をすること。〈例〉「お名前呼ばれたらおしまいね」等の声かけ。)
ケース2
✖️ブロックで遊んでいた息子に「片付てね」と指示したら、ぐちゃぐちゃにしてばらまいて投げたので、思わず怒鳴りつけてしまった。
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⭕️出来上がった作品を褒めてから、数分後の時間を指定して一緒に片付けるようにする。もし一人でお片づけできたならば、最大限に褒めてあげる。
ケース3
✖️スーパーマーケットに行くと、必ず店内をダッシュする息子。手を繋ごうとしても振り払うので放っておきたいけれど、外に出て行ってしまう心配もあり、毎回ゆっくり買い物できず苦労していた。
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⭕️事前に買い物リストを作り、なるべくスムーズに済ませる努力をする。いろいろな種類が陳列されているスーパーなどは、いつもよりも更に視点が落ち着かなくなるので、連れていかなくても良い状況が作れるなら(大人とお留守番)それがベスト。
主治医から
幼少期に怒られ続けると自尊心がなくなります。自尊心がなくなると何事に対しても自信がなくなって、大人になった時に自分を受け入れられなくなってしまうから(自己肯定感の欠如)、できるだけ褒めてあげてね、お母さん。
と言われていました。
理解して実践してきたつもりですが、
未だに瞬間湯沸かし器的に怒ってしまうこともあり…反省です(泣)
将来、自分らしく堂々と生きていけるように、
怒る⤵︎褒める⤴︎を心掛けたいですね。