B型一家のズボラ日記

個性が強すぎる家族3人の日常を綴ったブログです♪

*アスペくん(保育所時代・前編)

いよいよ息子、激動の保育所時代。

10年前のことなのに、

思い返すと今でも涙が出ます。

人生の中で一番悩んだ時期だったなぁ。

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3月生まれの息子は、

3歳になったばかりの4月に入所しました。

もちろん4月生まれの子との差は顕著で、

身体も、発達も全然違いました。

ただ、中にはチョロチョロ動き回る男の子も数人いて、少し安心した記憶があります。

 

みんなと同じ行動をする

 

託児所の時には強制されなかったことなので、

当時の息子は気が向いた時だけ先生に従っていたようです。

  • 歌を歌わない。
  • 一緒に踊らない。
  • 並ばない。

心配事はどんどんどんどん増えました。

慣れればできるようになるはず…

と思っていたのに、むしろやらない事の方が多くなっていきました。

 

そんな不安が募る中、

入所して半年ちょっと過ぎた頃に

運動会の練習が始まりました。

先生から

「あんまり気が進まないようで、練習もやったりやらなかったりなんですよ〜」

と、やんわり言われていました。

息子にはきちんと説明し、

「頑張って練習してね!楽しみにしてるよ!」

と、伝えました。

 

そして当日。

クラスから出てきた息子は…

泣いていました。

先生に抱っこされたまま、

最初の種目も、

その次の種目も、

参加することはありませんでした。

見るに見兼ねた私は、

「先生!忙しいのに抱っこしてくれてありがとうございます。もう今日は私が面倒みますね!」

と、作り笑顔で息子を預かりました。

頑張っていないと涙が溢れそうでした。

 

結局、最後まで自分の席には戻らず、

砂遊びをしたり、走り回ったりして

初めての運動会は終わりました。

 

恥ずかしくて、

情けなくて、

他のママ達から逃げるように

そそくさと帰ってきた私。

帰宅してから楽しそうにブロックで遊ぶ息子を見て、

「なんでちゃんとやらなかったの!」

と、当たりどころのないイライラを大きな声でぶつけてしまいました。

でも、心の中ではわかっていました。

息子が運動会に参加しない理由。

それは、彼にとって

楽しくないから。

その頃からすでに

好きなことしかやらない子でした。

ワガママに育てている、と思われたくなくて

一生懸命言い聞かせたり促したりしても、

まったくお友達には合わせず

自分がやりたいことだけをやる。

先生も相当困っていたはずなのに、

「大丈夫ですよ。お母さん心配しないでね。」

と、いつも優しく言って下さいました。

 

でも、

徐々に私の覚悟は決まっていきました。

来年も同じだったら、

本格的に相談しにいこう。

育て方が間違っているのか、

彼自身に何かあるのか、

ハッキリしたいし、教えてもらいたい。

そんな気持ちで次の学年に進級しました。

 

 

 

過去の息子についてはこちら↓

 

 

 

 

 

→後編に続きます。

 

 

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